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隣のあの子は・・・?

「隣のあの子は大塚娘」というフレーズが若干懐かしく感じるのは、その企業のCMが、今は違ったものになったからであろう。大塚娘というからには、その企業に、何がしかのお世話になっているのだろうという類推が可能であるが、それならば、隣のあの子は通常の整形なりプチ整形なりを受けた経験があるということになる。それを聞いて、私はネガティブなイメージを抱いてしまう。それは世代のせいであろうか、それとも私の人間性であろうか。男がバカなのか、俺がバカなのかというのと似たような問題である。
ちなみにそのCMでは「隣のあの子は大塚娘」の後は「あいつの彼女も大塚娘」と続き「僕の姉貴も大塚娘」となり、終いには「なんて素敵な大塚娘」とすっかりブレインウォッシングされてしまっている。容姿を見て素敵だと思ったのだろう。それだけ効果があったということだ。本人もさぞや満足だろう。しかしもし私だったら、客観的に見てまず、自分の周りは整形した人間ばかりではないか、という不安感を抱くのではないかと思う。
このCMを流した側からしたら、みんなやってることですよ、だから安心ですよ、と言いたいのだろう。しかし、私には日本人の集団意識の強さを逆手にとって訴えかけているようで恐ろしく感じた。通常の整形手術からプチ整形へと趨勢が変わろうとも、未だにネガティブなイメージがあるのは、いったいどういうことであろうか。